ぎっくり腰とは、急に起こった強い腰の痛みを指す通称で、正式には急性腰痛といいます。腰まわりに負荷のかかる作業や、ほんの些細な動作がきっかけで起こることがあります。

ぎっくり腰の原因については、腰への急激な負荷や筋肉の疲労、骨格のゆがみなどが挙げられます。特に重いものを抱えたり無理な姿勢をとることで、腰に負荷がかかるとぎっくり腰を発症しやすくなります。

また、日頃から腰周りの筋肉に疲労が溜まっている場合も、ぎっくり腰の原因となります。長時間座りっぱなしや立ちっぱなしの仕事をしていると、本人も気付かない間に腰に負担をかけているかもしれません。

ぎっくり腰は未成年で見られることはほとんどありませんが、過度なスポーツなどで腰に負担がかかるとぎっくり腰になる可能性も少なからずあります。

ぎっくり腰の症状については、個人差が大きいです。一般的には動いている最中に、突然腰に激痛を感じて動けなくなることが多いです。また、突然ぎっくり腰になるわけではなく、腰の違和感程度の状態から徐々に悪化するというケースもあります。

ぎっくり腰になると、咳や寝返りなど、ふとした動作でも激しく痛みを感じます。軽度のぎっくり腰の場合は1ヶ月以内に自然に治ることが多いため、あまり心配しなくても大丈夫です。ただし、症状がひどい場合は、完治までに1〜3ヶ月程度かかるケースもあります。

痛みが強い場合は無理せず安静に過ごすことが大切ですが、極端に安静にしすぎると治りを遅らせてしまうことがあります。当院では身体に負担の少ない、ソフトな施術で痛みを取り除くと同時に、再発しにくい身体づくりを行います。急な腰の痛みは当院にご相談ください。